大地震とその後・・・
3月11日。あの大地震から3週間過ぎました。
その日は自宅も、電気・水道のライフラインが完全にストップ。
辺りは真っ暗で、時々起きる余震が地鳴りのように不気味な音をたてていました。
ろうそくを灯し、電気の点いてないコタツの中に足をいれ、毛布にくるまり、まんじりとした一夜を過ごしました。
しかし、その後がもっと凄まじい。
ガソリンの給油待ちの長い行列・・・(○○さんは前の晩から10時間並んだとか、12時間待っても入れられない人がいるとか。。)
スーパーも同じ。(30人くらいずつ入店させ、なんと「お一人様1個限り」張り紙の多い事。)
双葉町の原発放射線漏れ。(これは未だに終息されていない)
今後、福島はどうなるのだろう・・・そんな話があちこちから聞こえてきます。
大変混乱した3週間でしたが、その間、当社はずっと営業しておりました。
社長自ら、ОB施主様を1軒ずつ廻り、被害状況を確認してまいりました。
その後、電気、水道が復帰し、問い合わせの電話が多くなりました。
一番多かったのが、給湯機のエラーですが、どのメーカーも業務停止の状態で連絡が取れないのです。
社長と二人、ネットでエラー番号の自己診断を検索し、給湯機の復帰の仕方をプリントアウト。
それを持って社長が1軒ずつ修理してきました。(私はいつ問合わせがきてもいいように電話番です)
そんなこんなの日々でしたが、やっと昨日あたりから、スーパーも通常営業に戻ってきました。
ガソリンスタンドも普通に給油できるようになりました。(やっと、ひと安心かな)
会社の玄関入口には、昨年暮れに植えたチューリップの芽が数cm出てきました。
どんな時も 静かに、ひそやかに季節は訪れるのですね・・・・
2011.04.02